「幸せスポット巡り」マップ公開

2020年11月1日


R2.11.1(2人でいい日)に、明石公園の密かな魅力をつなぐ「幸せスポット巡りコース」を公開しました。

明石公園と言えば、
「日本の都市公園100選」
「さくらの名所100選の地」
「日本100名城」
「日本の歴史公園100選」
に選ばれており、公園全体として高い評価を受けています。

また、全国に12しかない三層櫓のうち、坤(ひつじさる)櫓と巽(たつみ)櫓という2つの櫓があることや、東西380メートルに及ぶ全国有数の石垣、宮本武蔵ゆかりの庭園など、誰もが知る有名なスポットが数多く存在します。

しかし、これまでに口コミ等で寄せられた魅力的なポイントとして、知る人ぞ知る名所が存在します。
明石公園では、密かな名所を多くの人達に楽しんでもらうため「幸せスポット巡りコース」を設定しました。

♥№1♥ 逆さペアやぐら

Happy Spots in Akashi Park ❶ 逆さペアやぐら

藤見池前のベンチ。
晴れた日にふたつの櫓が池に映る姿は圧巻です。

明石公園の坤(ひつじさる)櫓(やぐら)、巽(たつみ)櫓(やぐら)は、1619年の築城当初から現存する三層櫓で、国の指定重要文化財です。
三層櫓が2つ並んでいる様子は全国的にも希少。
池の水面に映る2つの櫓の姿を含め、4基の三層櫓が同時に見られるのは、明石公園だけ。

ふたつの櫓が連なる姿は、人と人との距離が制限され関係性が希薄になる今、力強い心のつながりを現す姿として改めて注目を集めています。
絆を感じる縁起のいい景観が、水面に映し出されて幸せ気分倍増。
通常通らない場所にあるため、穴場です。


♥№2♥ 縁結び・夫婦円満のクスノキ

Happy Spots in Akashi Park ❷ 縁結び・夫婦円満のクスノキ

武蔵の庭園の東側にある連理のクスノキ
枝と枝がつながった大変珍しい樹木を「連理の木」と呼びます。
二つの幹が途中で繋がるのは吉兆とされ、大変希少です。
仲睦まじいい様相から、縁結び・夫婦円満の象徴。
また、子宝や子授けにも御利益があるとされています。

穴を挟んで両側に立ち、向こう側とこちら側から手をつないでみたり。
穴からひょっこり顔を出すのも◎
クスノキが造り出す環の空間で、絆を確かめ合って下さいね。

♥№3♥ ハートを探せ

Happy Spots in Akashi Park ❸ ハートを探せ!

幸せ巡り最大難所のハートストーンスポット。
近年の観光地には人工ハートストーンも多いのですが、明石公園のハートは、地衣類(菌類と藻類とが共生して一体となっている植物)によって自然に作り出されています。
偶発的に生育したとは思えないほど、見事なハート型。
自然の粋なはからいを感じます。

気になるその場所は…?
巽櫓へと昇る東側階段の中腹付近、石垣とは逆の海側の足元にあります。

本丸エリアへ登られる途中に、ひと休みしながら「ハートを探せ」にぜひ挑戦してみてください。


♥№4♥桜に抱かれたモミジ

Happy Spots in Akashi Park ❹桜に抱かれたモミジ

桜堀の入口付近で、桜の幹のくぼみからモミジが生育している珍しい様子を見ることができます。
桜のくぼみに落ち葉が重なり、蓄積され土になり、そこへ偶然モミジの種が飛んできて根付く。
植物が織りなすドラマチックなスポットです。

春の桜と、秋の紅葉(モミジ)。
相反する魅力でわたしたちの心を魅了する、四季を感じる樹木の代表格です。
イメージの異なる二種の樹木が、一緒に仲良く寄り添う姿。
また、桜にモミジがそっと抱きかかえられているようにも見えるので、とてもロマンチックです。


♥№5♥水鳥たちの祝福

Happy Spots in Akashi Park ❺桜に抱かれたモミジ

園内最大の池である、剛ノ池。
四季を問わず、色々な水鳥が見られる野鳥の宝庫です。
冬になるとシベリアなどから、カモやユリカモメが渡ってきます。
ユリカモメは人懐こく、エサをあげるとすぐに飛んでやってきます。
飛んでいるユリカモメに囲まれると、まるで祝福を受けているかのような幸せな気分になることでしょう。
水鳥の祝福を受けた後は、ぜひボートにも乗って二人の距離を縮めてくださいね。


♥MAP♥Happy Spots in Akashi Park

5か所30分程度で幸せ気分に浸れる、巡回コース。
明石公園内では、秋から冬にかけて、紅葉ほか木々に宿る赤い実も楽しめます。皆さまぜひ、癒されにお越しください。

※マップとフライヤーは、明石公園サービスセンター窓口前の台に設置しております。ご自由にお取りください。

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